「&HAUS【アンド・ハウス】」は、動物保護領域での最新研究分野のひとつである「シェルターメディスン」の考え方に基づいた施設。この施設は、文部科学省の廃校施設の有効活用プロジェクトの一環として、茨城県笠間市の廃校を改装したものです。「&D」のパートナーの方が、万が一、飼育する犬と暮らせなくなった場合に、自然あふれる笠間で、愛犬たちに快適な生活環境を提供します。
シェルターメディスン(Shelter Medicine)
直訳すると「群管理の獣医療」。様々なシェルター(保護施設)から集めた膨大なデータを分析し、獣医学的観点から動物保護のあり方を見直すという考え方を基本とする。科学的根拠に基づいて基準値に沿った管理方法を実現する。
日本獣医生命科学大学卒業後、動物病院勤務を経て渡米。カリフォルニア大学デービス校にて環境毒性学部で修士課程修了後、シェルターメディスンで獣医予防修士課程修了。同じくシェルターメディスンと災害獣医学を研究テーマに疫学博士課程修了。現在、行政動物管理センターを中心に研究/教育活動に従事。研究テーマは、シェルターでの感染症管理(集団獣医学)、動物虐待(法獣医学)、災害獣医学など。